表札の取り付け方|ネジ1本と、あれば両面テープで付きます

表札を選んだあと、意外と気になるのが取り付けです。
穴を開けるのか、業者様に頼むのか。そのあたりが分からないまま注文するのは、少し不安だと思います。
難しい作業ではありません。 付属の取り付けネジを1本打って、そこに引っかけるだけです。
この記事では、用意するものと手順、そして壁の材質による考え方をご説明します。

用意するもの
厚みによって、付け方が変わります。
厚みのあるタイプ(厚さ25mm・だるま穴あり)
Square・Rectangle・Trad・Naguri・Ishigaki・Maru・Hachi・Roku
- 表札(背面に「だるま穴」という加工があります)
- 付属の取り付けネジ(1本お付けしていますので、別途ご用意いただく必要はありません)
- あれば、住宅用の両面テープ
薄型タイプ(厚さ11mm・だるま穴なし)
- 表札
- 住宅用の両面テープ(ご準備ください)
薄型は貼り付けての設置になりますので、取り付けネジは付属していません。
厚みのあるタイプ ── 手順は3つです
- 付属の取り付けネジを、設置箇所に打ち込みます
- 取り付けネジの頭を、だるま穴に引っかけます
- 必要に応じて、市販の住宅用両面テープで固定します(次の章をご覧ください)
だるま穴というのは、上が丸く下が細い、雪だるまのような形の穴です。丸い部分にネジの頭を入れて、下にすっと落とすと固定されます。 額縁を掛けるのと同じ仕組みです。
ただし、壁に穴を開ける作業になります。 ご自身で作業されるのが不安な場合については、後半でご説明します。
両面テープを併用するかどうか
だるま穴は1箇所です。取り付けネジ1本で吊るかたちになるので、表札がわずかに傾くことがあります。
住宅用の両面テープを併用すると、これを抑えられます。それぞれ、こういう違いがあります。
取り付けネジだけの場合
- よいところ … いつでも外せます。塗り直しのとき、台風や日照りのときの退避、付け替えのときに効いてきます
- 気になるところ … わずかに傾くことがあります
両面テープを併用する場合
- よいところ … 傾かず、まっすぐ収まります
- 気になるところ … 外せなくなります
おすすめは、取り付けネジだけです
木は、年月とともに表情が変わります。塗り直して色を戻したり、いずれ付け替えたくなったり。 そのときに外せると、ずっと扱いやすくなります。
台風や日照りが続くときに、室内へ取り込むこともできます。
外せる状態を保っておくほうが、長い目で見て自由がききます。
傾きが気になる場合は、テープを
まっすぐ収まっていないと落ち着かない。そういう場合は、住宅用の両面テープを併用してください。
この場合は、付けたままのお付き合いになります。 塗り直しも壁の前での作業になりますので、そこだけ見込んでおいていただけたらと思います。
両面テープは、設置箇所の材質に合ったものをお選びください。 モルタル、サイディング、タイルなど、壁によって適した製品が違います。ホームセンターで「屋外用」「住宅用」と書かれたものをご覧いただくと選びやすいと思います。
11mmの薄型は、貼り付けて設置します
住宅用の両面テープで、壁面に貼り付けてください。 薄くて軽いぶん、テープだけでしっかり留まります。
貼る前に、壁面のほこりや油分を乾いた布で拭き取っておくと、しっかり付きます。

壁の材質で、向いている方法が変わります
壁の材質や構造によって、向いている取り付け方法が変わります。
モルタル、サイディング、タイル、ALC。壁によって、ネジの効き方も、使える両面テープも違います。ここは実際の壁を見ないと判断できない部分です。
- 新築の場合 — 工務店様やハウスメーカー様にご相談ください
- 既存の壁の場合 — お近くの業者様にご相談いただくと安心です
両面テープは、「屋外用」「住宅用」と書かれたもののなかから、設置する壁の材質に合うものをお選びください。 ホームセンターでご相談いただくと確実です。
なお、取り付けの際に生じた外壁の破損や、業者様の手配・費用などは補償の対象外となります。壁に穴を開ける作業ですので、ご不安な場合は無理をなさらず、専門の方にご依頼ください。
新築なら、外構のお打ち合わせで伝えておくと楽です
これがいちばんおすすめの進め方です。
外構のお打ち合わせのときに「ここに表札を付けたい」とお伝えしておく。
下地の準備まで含めて対応してもらえることがあります。このひと言があるだけで、あとがずいぶん楽になります。
表札そのものを決めるより先に、場所だけでも伝えておくと安心です。
壁に穴を開けられない場合
賃貸やマンションでは、壁にネジを打てないことがあります。
その場合は、両面テープでの設置になります。 薄型のPlate・Simpleはもともと貼り付けるタイプですし、厚みのあるものも、テープだけで設置していただけます。
ただ、正直にお伝えしておきたいことがあります。
両面テープは、剥がすときに壁面を傷めることがあります。 退去時の原状回復の範囲は物件によって違いますので、あらかじめ管理会社様にご確認いただくのが安心です。
マンションの玄関まわりは共用部にあたる場合もありますので、管理規約とあわせてご確認ください。
玄関ドアが金属なら、マグネットという手も
マンションの玄関ドアは、鋼製で磁石が付くものが多くあります。その場合は、市販のマグネットで留める方法もあります。穴も粘着も使わないので、跡が残りません。
なお、マグネットは含まれておりません。
まとめ
- 厚みのあるタイプ … 取り付けネジが付属しています。1本打って、だるま穴に引っかけます
- 薄型(Plate・Simple) … 住宅用の両面テープで貼り付けます(テープはご準備ください)
- おすすめは取り付けネジだけです。 塗り直しや付け替えのときに外せます
- 傾きが気になる場合は、両面テープを併用します(そのかわり外せなくなります)
- 壁の材質に合った製品をお選びください
取り付けまで終えて、はじめて表札は玄関の一部になります。手順そのものは単純ですので、ご自身の状況に合った方法を選んでいただければと思います。
商品そのものについて分からないことがあれば、お問い合わせからお気軽にご相談ください。
なお、壁への取り付けは、実際の壁を見られる方でないと判断できません。 工務店様やハウスメーカー様、お近くの業者様にご相談いただくのが確実です。